【翻訳】お兄ちゃんたちに気をつけて! 38話【ネタバレと感想】

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お兄ちゃんたちに気をつけて!
無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

7歳の時、母親を亡くし、エルンスト公爵家の養子となった、ハリ。 しかし、公爵家の3兄弟から認めてもらえず、地獄のような日々を送ることとなった。 27歳で縁談が決まり、屋敷を出て行くことに。 ようやくこの地獄のような日々ともお別れかと思いきや、寝て起きてみると、 あの辛い幼少期に時が巻き戻っていた! 「これは夢? フン、そう簡単に覚めない夢なんだったら、今度こそ好き勝手にやらせてもらうわ!」(※ピッコマより抜粋)

登場人物

ハリ 主人公。本当は27歳だけど、起きたら7歳に戻っていた
ユージン エルンスト家長男。冷静で、物事に動じない
キャメル エルンスト家次男。剣の天才で、やんちゃな性格
エーリッヒ エルンスト家三男。ハリの事を特に敵視している
アリナ ユージン達の実の妹。病気で亡くなった
ヨハネス・バスティーエ ハリの未来の旦那様。とても優しい性格
ルイーゼ・バスティーエ ヨハネスの妹。ハリとヨハネスが大好きで、キャメルが苦手

 

38話ネタバレ

前回は、フラワーマーケットでハリとユージンが出会いましたね。

「もしかして…ハリか?」

口元を抑え、驚いたように尋ねるユージン。

「ハリお姉ちゃん、何かあったの?」

ルイーゼは尋ねると、ユージンの存在に気が付き、「あれ…」、と声を漏らします。

「うん。私の兄さん」

ニッコリとご機嫌な様子で答えるハリでしたが、ユージンの表情は神妙なものへと変わりました。

「どこか別の場所で話をしませんか?」

金髪の従者の提案にユージンは賛成します。

「私をエスコトートするのは公爵であるあなたじゃないと」

そう言うハリに、照れながらもユージンは手を差し出します。
ハリはユウージンの手を握ると、

「幼い頃に戻ったみたいだね」

と微笑むのでした。

―――
――

とあるカフェで、ユージンとハリはテーブルに向かい合わせで座ります。

「元気だった?」

手紙では何度もやり取りしていたけど、実際に会って話したいと思っていたハリ。
念願叶い、尋ねてみますがユージンは深刻そうな表情のまま何も答えません。

「どうしたの?」
「あぁ、ごめん。少し変に感じて。僕は大丈夫、ハリこそバスティーア家で暮らしてどう?」

優しい微笑みを浮かべて尋ねます。

「とても良いところだよ。皆、思いやりに溢れた親切な人たちばかりで、心地の良い家だよ」

ハリもまた、優しい微笑みを浮かべて答えました。

「だから心配しないで、兄さん。彼らは私たちを家族のように思ってくれるの」

ハリの言葉に複雑そうな表情を浮かべるユージン。

「僕が思っていた以上に上手くやっているようで安心したよ。冗談で、彼らはこれからもハリ達と一緒に居たいと言っていたが…僕は冗談だと思っていない。だから、今の生活が気に入っているのであれば…」
「兄さんは、私達のために戻ってくるって言ってたじゃない」

ユージンの言葉に、ハリはすかさず口出しをします。
お前たちを守れる力をつけるまでの別れだ、と約束した日。
あの日のことは、遠い記憶のようでいて、昨日のことのようにも感じられる。
しかし、その約束は今の所果たされていません。

「だからこそ、私は毎日兄さんを待ってたんだよ」

その言葉にしゅんとするユージン。

「片付けを終えたら、すぐに迎えにいくつもりだったんだ。遅くなってごめん」

ハリは、ユージンが以前のように、エルンストの皆で一緒にいたいと願っているかは気付いていました。

「こんな風に顔を合わせるのは4年振りかな?」

『君たちを見ると、僕は弱気になってしまう』

ある日の手紙に書かれていたこの言葉。
だからユージンは4年間、一度も会いにこなかったのだとハリは感じていました。
ユージンは、私達の為に多くの事を耐えてきた。

 

「会いたかったよ、兄さん」

 

ふんわりと女神のような微笑みを浮かべて言うハリに、ユージンもまた幸せそうに目を細めて、

「待っていてくれてありがとう」

と言うのでした。

 

―――
――

カフェを出ると、金髪の従者が待ち構えていました。
ユージンはその従者を紹介すると、従者は礼儀正しく一礼をして挨拶をします。

「まだまだ勉強不足ですが、公爵様のお手伝いをさせて頂いております」

そしてユージンはハリに視線を移し、

「知っていると思うが…、僕の妹のハリだ」
「初めまして。私はハリ・エルンストです」

そして時間が経過し、日が暮れ始めた頃。

「遅くなってきた、そろそろ帰ろうか」
「そうだね…。また会おうね」

そっとユージンの手を握るハリ。

「近いうちに会おう」

じっと自分を見つめるハリに、どうしたんだろう、とユージンは首を傾げます。

「これあげる。プレゼントよ」

そう言って、ハリはユージンに買った花束を渡しました。

「プレゼント?」

突然の花束にぽかんとするユージン。

「あなたに似合うと思って」

ハリの言葉に、ユージンは吹き出すように笑いました。

「花束をもらったのは初めてだよ。僕より君の方が似合うと思うけど」

可笑しそうに笑うユージンを見て、幼い頃の彼を見ているようだとほっこりました。
そして、ハリはユージンに向かって手を伸ばし、優しく抱き締めます。

「近いうちに会おうね」

抱き締められた当初は驚きつつも、ハリの言葉に穏やかな表情を浮かべて

「そうだね。迎えにいくよ」

と言うのでした。

 

38話感想

今回はユージン回でしたね!
こんなにユージンonlyなのも久しぶりです!
ルイーゼもハリとユージンを二人っきりにするなんて…ルイーゼ、出来る子。

ユージンは常に兄弟達の事を一番に考えているのが伝わってきます。ほんと、家族思いの良い子ですよね…。長男って感じがします。

エルンスト家に戻る事になりましたし、もう少しで兄弟全員揃いそうですね。

ユージン、良かったね!

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