【翻訳】お兄ちゃんたちに気をつけて! 35話【ネタバレと感想】

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お兄ちゃんたちに気をつけて!
無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

7歳の時、母親を亡くし、エルンスト公爵家の養子となった、ハリ。 しかし、公爵家の3兄弟から認めてもらえず、地獄のような日々を送ることとなった。 27歳で縁談が決まり、屋敷を出て行くことに。 ようやくこの地獄のような日々ともお別れかと思いきや、寝て起きてみると、 あの辛い幼少期に時が巻き戻っていた! 「これは夢? フン、そう簡単に覚めない夢なんだったら、今度こそ好き勝手にやらせてもらうわ!」(※ピッコマより抜粋)

登場人物

ハリ 主人公。本当は27歳だけど、起きたら7歳に戻っていた
ユージン エルンスト家長男。冷静で、物事に動じない
キャメル エルンスト家次男。剣の天才で、やんちゃな性格
エーリッヒ エルンスト家三男。ハリの事を特に敵視している
アリナ ユージン達の実の妹。病気で亡くなった
ヨハネス・バスティーエ ハリの未来の旦那様。とても優しい性格
ルイーゼ・バスティーエ ヨハネスの妹。ハリとヨハネスが大好きで、キャメルが苦手

 

35話ネタバレ

ユージンに手紙を書くハリ。

久しぶり、ユージン兄さん。
私は元気です。
少し前に、レディ・ヴェロンティアと婚約をしたと聞きました。

そこまで書くと、ハリは困ったようにペンを止めてしまいます。

前回、ユージンは28歳の時にロザベラ・ヴェロンティと結婚したが、彼はいつもより冷たく、緊張しているように見えた。
そのため、あまり良い婚約ではないようにハリは感じていました。

私の考えすぎだと良いんだけど、と溜息をつきます。

「時間だよ!」
「すぐ行く!」

階下から声が掛かると、ハリはすぐに席を立ち部屋を後にします。

手紙の続きには、

『どんな選択でも、幸せになってほしい』

と書かれていました。

―――
――

ハリ・エーリッヒ・ルイーゼの3人はキャベル達の居るアカデミーへと足を運びます。
3人が馬車から降りると、そこにはキャベルの姿がありました。

「キャベル!迎えにきてくれたんだね!」
「時間かかりすぎじゃない?」

不機嫌そうな様子のキャベル。

「ごめんね、少し道が…わっ!」

ハリが言い終わる前に、キャベルはハリを抱き上げて、

「会えて嬉しいよ!」

と言います。
そしてハリはキャベルに元気なのか、ちゃんと毎日食べてるのか、友達と喧嘩していないか…等尋ねると、キャベルは笑顔でもちろんと答えました。

すると、ハリはキャベルの頭を小さい子供を誉めるように撫でました。
嬉しそうな表情を浮かべるキャベル。
ハリが撫でやすいように、と少し身を屈めるように頭を差し出しています。

その姿は、犬が主人に褒められて尻尾を振っているようにも見えます。

良い子に成長したな…と安心するハリ。

その様子を偶然見た友人たちは驚きの声を上げました。
あれは俺たちの知っているキャベルか、と。

「おい!どっか行け!俺の妹が恥ずかしがるだろ!」

キャベルが怒鳴ると、友人たちはその場を逃げるように去ります。

「キャベル…後で話そう」

キャベルの粗暴さに頭を痛めるハリですが、当の本人には伝わらず、キャベルは何も気にしないで快諾するのでした。

「キャベル、女子は男子寮に行けないって事忘れてないかい?」
「ヨハン!」

小さい頃から変わらず、ふんわりと穏やかな笑みを浮かべながらヨハンは言います。

「遅いよ、兄さん!」
「ごめんね、ルイーゼ。急に教授が尋ねてきたんだよ」

そしてハリと向き合うと、

「やあ、ハリ。遠いところからわざわざ来てくれてありがとう」
「外は楽しいし、空気は綺麗だし、良いところだね。また、あなたやキャベル兄さんと会えて嬉しい」

ニコリと微笑むハリ。
その横では、キャベルがまた息巻いていました。
ふとハリが振り返ると、またもやキャベルの友人たちがハリの事をうっとりとした様子で見つめていました。

「おい!どっか行けって言ったよな!」

再び怒鳴り散らすキャベル。

「別の場所に行こう。アカデミーを案内するよ」
「いいね!」

ヨハン?の案内でその場を離れる事にした一同。

アカデミーの立派な外観を見て、ルイーゼは思わず感嘆の声を漏らします。

「私、ヨハンの教室が見たい!」
「そんなことできるのかな?」

興奮気味のルイーゼに、落ち着いた様子のハリがヨハンに尋ねます。

週末なら大丈夫、とヨハンが答えると、ルイーゼは行こう!と言い出します。
しかし、そこへキャベルが口を挟みます。

「ふん。お前の教室で何か見る物があるのかよ」

ちょっかいを出すキャベルを見て、まだそんな事しているんだと呆れるハリ。

「それより、俺の教室に行こうぜ!案内してやるよ!」
「キャベル、普段は外のジムで授業を受けているんだよね。今は土埃が舞っているだけだよ」
「自分の妹を連れてけばいいだろ!俺は俺の妹を連れてく!」
「今日は暑いから室内の方が良いと思うけど?」
「ハリは俺と一緒に居たいと思ってるんだ!」

言い合いを始めるキャベルとヨハン。
子供か?と呆れるハリ。
私意外にキャベルの面倒を見れる人なんて居ないよね…と思うと、ハリはキャベルを選びます。

「こっちだ!」

キャベルはハリの腕を引っ張ると、張りきったように歩き始めました。

「キャベル兄さん、もっとゆっくり!」
「足が痛いのか?」
「早すぎだよ。私は兄さんみたいに歩幅が広くないの」
「なら運んでもらうか?」

それはやり過ぎ、と心の中で突っ込むハリ。

ふと視線を外すと、偶然男子学生と目が合います。
男子学生はハリと目が合うと、顔を赤らめて手に持っていた本を落としてしまいました。

「落としましたよ」

本を拾い、手渡してあげるハリ。

「あ、ありがとうございます…」
「どういたしまして」

学生に親切にしてあげれば、キャベルのイメージも良くなるはず。
そう思ったハリは、花が咲いたような笑顔を見せました。
その笑顔を見た男子学生は聖女だと騒ぎ立てますが、ハリの背後で物凄い形相で睨みつけるキャベルに気が付くと、彼らはそそくさと退散します。

「あっちへ行くぞ!ここはハエが多すぎる!」

不機嫌そうに言うキャベルに、ハエが何の事か分からず、首を傾げるハリ。

―――
――

日が暮れ始めた頃、再び5人は当初の集合場所へと集まります。

「キャベル…。時間を忘れてずっと走っていたのかい?もう出発の時間だよ」
「は?ハリを案内してたんだよ」
「ごめんね、楽しくてつい時間を忘れて…」

すまなそうな様子で言うハリに、ヨハンは困ったように眉を下げつつも大丈夫と答えました。

「時間がかかり過ぎちゃってごめんね、ルイーズ」
「何のこと?キャベルが居なかったから平和で良かったわ」

ルイーズの言葉にハリは困ったように笑います。
そしてヨハンとハリは並んで話しをしながら帰りの馬車へと向かいます。

「今日は、もっと時間をかけて回りたかったね」
「そうだね。いつ家に帰るの?」
「大体2週間後かな」
「ルイーズの面倒を見るのは大変じゃない?」
「そんな事ないよ!ルイーズと一緒に居ると、元気が出るんだよ」
「そっか。でも、無理はしないでね」

ヨハンはハリの頭をポンとすると、ハリは嬉しそうに目を細めてありがとうと言うのでした。

ハリは馬車に乗り込むと、アカデミーに通うために男子寮に残ることになったエーリッヒを心配し、何かと小言を言います。
僕の姉か何かか、とエーリッヒは不満そうです。

「今日は楽しかったね!」
「そうだね。また訪れたいね」

馬車の中でルイーズとハリは満足そうに笑うのでした。

35話感想

前回の人生?の時はユージンは結婚してたんですね。そして、幸せそうじゃなかったって読んだとき、ハリと結婚したかったのかな?と、ついユージン推しの私は思ってしまいます。
でも、ユージンは婚約しましたよね。…という事は、ユージンとくっつく事は無いって事ですか( ;∀;)ヨハンも魅力的なので、十分良いと思いますけど!
今回キャベルとヨハンが出てきたって事は…次回はユージン回?

キャベルはハリ大好き人間に成長してましたね!
男子生徒が近づくたびに追い払うので、思わずニマニマしながら読んでしまいましたw

ヨハンは相変わらず穏やかな風貌で…。腹黒になってたらどうしよう、と思っていましたが、相変わらず優しさで構成されているような人間だったので安心しました。

 

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