【翻訳】お兄ちゃんたちに気をつけて! 33話【ネタバレと感想】

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お兄ちゃんたちに気をつけて!
無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

7歳の時、母親を亡くし、エルンスト公爵家の養子となった、ハリ。 しかし、公爵家の3兄弟から認めてもらえず、地獄のような日々を送ることとなった。 27歳で縁談が決まり、屋敷を出て行くことに。 ようやくこの地獄のような日々ともお別れかと思いきや、寝て起きてみると、 あの辛い幼少期に時が巻き戻っていた! 「これは夢? フン、そう簡単に覚めない夢なんだったら、今度こそ好き勝手にやらせてもらうわ!」(※ピッコマより抜粋)

登場人物

ハリ 主人公。本当は27歳だけど、起きたら7歳に戻っていた
ユージン エルンスト家長男。冷静で、物事に動じない
キャメル エルンスト家次男。剣の天才で、やんちゃな性格
エーリッヒ エルンスト家三男。ハリの事を特に敵視している
アリナ ユージン達の実の妹。病気で亡くなった
ヨハネス・バスティーエ ハリの未来の旦那様。とても優しい性格
ルイーゼ・バスティーエ ヨハネスの妹。ハリとヨハネスが大好きで、キャメルが苦手

 

33話ネタバレ

前回は、本当の妹になりたいと切実に思うところで終わりましたね。

「このアバズレ女!ユージンを誘惑するだけでなく、強要しているんじゃないでしょうね!?」

眠っていたハリをいきなり怒鳴りつけ、無理矢理ベッドから引っ張ると夫人はハリを外に連れ出します。

「あなたのような低俗な女の思い通りになると思わないで欲しいわね?!」
「ま、待って…!何の事ですか…」

急に外に連れ出す夫人に何の事か分からない、とさすがに抵抗するハリ。
夫人は冷たい目でハリを睨みつけて言います。

「あなたもユージンも、二度と私には逆らえないようにしてあげるわ」
「手を放して…!」

バシッ

抵抗するハリを殴りつけると、身体の小さなハリはその場に倒れてしまいます。

「静かにできないかしら?」

倒れたハリの腕を引っ張り、起き上がらせようとする夫人。

「ハリお嬢様!」

その現場を目撃した使用人達は声を上げ、騒ぎに気が付いたキャベルはひょっこりと部屋から姿を現しました。

「何が起こったんだ?…ってお前、大丈夫か?」

キャベルはぎょっとした様子でハリに駆け寄ります。
そしてハリの赤く腫れた顔を見て、ハッとした様子で口を開きます。

「まさか…ハリを殴ったのか?」
「口に気をつけなさい、キャベル」

「俺はおばさんに聞いてるんだ、ハリを殴ったのか!?何様のつもりだ!どうしてハリを殴った!?」

「答えろ!」

ハリが殴られたのに気が付き、夫人に向かって怒りを露わにするキャベル。
予想外の展開に何も答えない夫人。
そんな事に構わずにキャベルは掴みかかります。

何考えてるんだ、なぜ殴ったと何度も尋ねるキャベルの姿に唖然とするハリ。

暴れ馬状態のキャベルを執事が背後から取り押さえますが、殴り返してやる、とそれでも暴れ続けます。

「誰がエルンスト邸に部外者を入れたんだ?」

騒ぎを聞きつけたユージンが杖を突きながら颯爽と姿を現しました。

「部外者ですって?今、私の事を部外者と呼んだのかしら?」
「知らなかったのですか?なら、この屋敷でのあなたの立場を思い出させてあげましょう」

そしてキャベルを取り押さえていた執事に問いかけます。

「いつからこのを屋敷内で野放しにしていたんだ?」

静かに怒るユージンに謝罪の言葉を述べる執事。

「いつも説いていた品格はどこに行ったのでしょうか。それがあなたの本当の姿ですか?」
「はぁ?何言ってるのよ!?」

「あなたは僕を見くびっている」

夫人を真っすぐ睨みつけ、強い口調で言うと

「おいで、ハリ」

優しくハリに向かって手を差し伸ばします。
安心したようにその手を握り、ユージンの隣にハリは立ちました。

「今すぐ謝れ」

「私が嫌だと言ったら?」

腕を組み、挑発するように夫人は言います。

「今日の事を後悔することになりますよ」

一切迷いの無い言葉に、夫人は苛立ちが隠せない様子で

「血の繋がりが無いアバズレ女の為に、私をこのように扱っても良いと?この子はアリナじゃない、騙されないで」

びくりと身体を強張らせ、気まずそうに俯くハリ。

「アリナじゃないって事は分かっている。ハリはエルンスト家の一員だ」

ユージンの言葉に心が満たされるのを感じたハリ。
感極まったような表情でユージンの言葉を聞きます。

「まだ分からないようなのでもう一度説明します。ハリに対する侮辱はエルンスト家への侮辱になります、そしてその様な事は絶対に許されません」
「あなた…」
「まだ理解できないのならもう一度説明しましょうか?ハリへの脅迫はエルンスト家への脅迫になります」

「僕に引きずり出される前に、今すぐ屋敷から出て行ってください」

悔しさに夫人は拳を強く握ると、くるりとユージン達に背を向けました。

「私をこのように扱った事、後悔するわよ、ユージン」

夫人はその場を去ると、ユージンはすまなそうな顔でハリの姿を確認します。

腫れた頬に、傷ついた足。

「何で声も上げず素直に従っていたんだ?」
「ハリを𠮟らないでよ!」

悪いのは叔母さんだ、と声を上げるキャベル。

「どうしたの?何でみんなここに集まってるのさ…」

眠気眼を擦りながらふらふらとやってくるエーリッヒ。

「え?」

そして、ハリの姿を見て思わず固まります。

「どうして泣いてるの?ケガしてるし…」
「痛そう…」

(私の事、家族って呼んでくれた)

家族と呼んでくれた事が嬉しくて、ハリは涙を流します。

「キャベル兄さんが殴ったの?本当に乱暴だね!」
「俺じゃないって!叔母さんを殴ってくればいいのか?」

(見て見ぬ振りをして、見捨てられるかと思ってたけど私を助けてくれた)

「泣き止んで…」

どうすれば良いか分からず、困ったようにハリの顔を覗き込むユージン。

「僕は怒ってないからね、その…ごめんね」

戸惑いながらハリの涙をふくユージン。

「私も…家族だよね?」

「そうだよ、僕らの妹だ」

ユージンの言葉にハリは、この瞬間を絶対に忘れない、と思いながら安心したように笑います。
エーリッヒやキャベルも家族だよ、と言う様な表情でハリを見つめるのでした。

33話感想

33話まで読んだ中で、圧倒的に今回が良いお話でした…。

ハリはエルンスト家の一員だ、と断言するユージン。かっこよすぎですー!!
泣き止んで、と困ったように言うユージンも可愛くて胸が苦しくなりましたw

やっと家族の一員と認められて(元々認められてたかもしれませんが、断言したのは今回が初めてなので)涙を流すハリ、こっちまで泣ける。

キャベルは乱暴(前ハリの事怪我させたし…)でやんちゃすぎてあまり良い印象はありませんでしたが、傷ついたハリを見て、夫人に詰め寄る姿を見て見直しました。ちょっとヤンチャすぎるだけで根は良い子なんですよね…。

 

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