【翻訳】ある日、お姫様になってしまった件について97話【ネタバレと感想】

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無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「ある日、お姫様になってしまった件について」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

ある日、目覚めたらお姫様になってしまった…!?皇族に生まれ変わったのはいいけれど、よりによって実父の手で殺められる悲運のお姫様なんて!!血も涙もない冷血な皇帝・クロード。死にたくないなら彼の目に留まってはいけない…なのに!!!「いつからこんな虫けらがいたんだ?」早速、皇帝の目に留まってしまったアタナシア。果して彼女は生き残れるだろうか。「私……どうしよう……!?」(ピッコマより抜粋)

登場人物

アタナシアこの物語の主人公のお姫様です。『かわいらしいお姫さま』の物語上では、サブキャラという設定です。クロードに殺されないよう頑張ってます。
クロードオベリア帝国の皇帝陛下であり、アタナシアの父。今はアタナシアを守るために魔法を使った反動で、アタナシアの事を忘れてしまいました。
ジェニット『かわいらしいお姫様』の物語上では、ヒロインの設定です。アナスタシウスとクロードの元婚約者の娘ですが、周囲の影響で本人はクロードの隠し子だと思っています。
ルーカス世界一の魔法使い。アタナシアの命の恩人です。
イゼキエル『かわいらしいお姫様』の物語上では、男主人公の設定です。アルフィアス家の長男。
リリーアタナシアの世話役。
アナスタシウスクロードの兄です。謎の男、とか紳士様って言われてます。以前は金髪に宝石眼だったのですが、今は黒髪になってます。
シロおじさん(ロジャー・アルフィアス)イゼキエルの父であり、ジェニットの叔父にあたります。
フィリックスアタナシアの護衛です。

97話ネタバレ

ルーカスに首都が炎に包まれた夢を見たと話すところから始まります。

「もしわたしたちがパパを治せなかったら、前皇帝は戦争を始めるかな?これって予知夢だと思う?」
「どうだろうな。自分が支配する国に火をつけるか?」

たしかに、とアタナシアは呟きます。

「そもそも、奴が権力を握る事ができるのは、お前の身に何かが起こった場合だ。俺がここに居る限り、そんな事させないけどな」

「あ、ありがとう…」

アタナシアは自分が危険な立場に居ると再確認し、不安を隠せないように俯きます。

ルーカスはそう言いつつも、ふと思います。

もしこいつの身に何か起こったら、皆殺しだ。そしてオベリア全域を火の海にしてやる。命あるもの全てを無慈悲に破壊し、灰しか残らないようにしよう。

本気でそう思う自分にルーカスは驚きます。

「そうだ、ルーカス。やっぱり世界樹の枝を使わせてほしいの」
「…前もダメって言っただろ。別の方法を考えているから、もう少し待ってろ」

「いつになるの!?」

黙るルーカス。
そして、怒ったようにアタナシアは口を開きます。

「ルーカスは…実際はこの方法しかないって知ってるんじゃないの?だから見せてくれたんでしょ?なのに、どうして急に反対するの?」

ルーカスは黙ると、自然と手に力が入り自問自答を始めます。

これは何だ?
どうして俺はこのようになってしまったんだ?
吐きそうだ…

「それは…、お前が死ぬかもしれないからだろ…。もし死んだら、全てはそこで終わりだ。何も残らない」

震える声で言うルーカスに、ポカンとした表情で聞くアタナシア。

「子供の頃、殺されまいと必死だったじゃないか。それを今捨てるのか?」

「それにお前の大好きなキメラはどうするんだ?前皇帝に任せるのか?」
「それなら大丈夫。ジェニットに合って話してきたから」

アタナシアはあっけらかんとした様子で言いますが、ルーカスは一瞬理解できず少し遅れて反応しました。

「いつ会った?あいつと喧嘩みたいになったって言ってただろ」

ニコリと微笑むアタナシアに、怪訝そうに眉を寄せるルーカス。

―――
――

天気の良い昼下がりに、アタナシアはジェニットを呼んでお茶会を開きます。

「急に呼んでごめんね。一緒にお茶でもしない?」

ふんわりと笑うアタナシアに戸惑う様子のジェニット。

「ジェニット、あなたに対する今までの間違えた行動を謝りたいの」
「ま、間違えた行動…ですか?」

私も姫様にあんな事言ったのに…とおろおろしますが、アタナシアは言葉を続けます。

「私はね、ジェニット。あなたが本当は何者なのか、デビュタントの日から知ってたんだよ」
「え…?」

時が止まったかのように2人の間に沈黙が訪れます。

「あなたが宮殿に入ったら、私はあなたに私の居場所を取られると思ったの。あなたが怖かった」
「!?そんなことするわけないじゃないですか…!」

身を乗り出して言うジェニットに、アタナシアはあなたを見ればわかると答えます。
ジェニットと楽しくお喋りをした日を思い出し、自分に向けられるジェニットの笑顔を思い浮かべるとそんなの一目瞭然だと。

「あなたが私を大切にしていることを知っていても、私があなたを騙し続けた理由はね…」

アタナシアは悲しそうに笑い、

「私が臆病者だからなの。嘘をつき続けて、本当にごめんね、ジェニット」

唖然とするジェニット。

そしてアタナシアは決意します。

私は臆病者だけど、もう逃げたりしない。

「あなたは私に怒っていると思うけど、これは大切な事だから伝えないとならなくて…恥知らずなお願いかもしれないけど、私の話を聞いて欲しくて…」

すすり泣く声が聞こえ、思わず顔を上げると、そこには号泣するジェニットの姿がありました。
なぜ泣くの?とぎょっとするアタナシア。

「すみません、姫様。ずっとお一人で悩まれていたのに、そうとも知らずに私はあんな事を言ってしまって…」
「ど、どうしてあなたが泣くの!?あなたは私にお怒るべきよ!」

思わずジェニットに駆け寄ります。

「姫様がお辛い思いをされている中、それも陛下も具合が悪い中で、私は姫様に酷い事を言ってしまいました…」

私に怒るのが普通じゃないの?と戸惑うアタナシア。
こんなにも私の事を思ってくれているなんて…と、ジェニットの思いを感じ、思わず涙が浮かびます。

そしてアタナシアは、ジェニットをぎゅっと抱き締めます。
ジェニットもまた、アタナシアを抱きしめます。

アタナシアは抱き締めながら、ジェニットはこんな子だから、嫌いになれなかったのだと強く思うのでした。

―――
――

話を聞き終わると、は?と言うような、微妙な顔で浮かべるルーカス。

その顔は何、と凝視するアタナシでした。

97話感想

最近はアタナシアとルーカスの会話がメインなので嬉しいです…!
夢の話にも関わらず真剣に答えるルーカスがとても素敵でした。それほどアタナシアを思っているってことでしょうね。
アタナシアに何かあったら皆殺しだって言ってるし、ルーカスの見ている世界はアタナシアが居る事で成り立っていると言っても過言じゃないように感じます。

ジェニットとは仲直り…というより、より絆が深まったので何だか愛おしく感じました。ジェニット、嘘なんて気にしてませんでしたね。ただただアタナシアが大切で、心配で…。本当にいい子ですよね。
2人が力を合わせて、アナスタシウスを追い払って欲しいです!そしてクロードの動く姿を拝みたい…

 

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