【翻訳】ある日、私は冷血公爵の娘になった 116話【ネタバレと感想】

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ある日、私は冷血公爵の娘になった
無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

娼婦に育てられた少女「ピンクアイ」。2万ゴールドで売られた先は、魔族の家系の公爵家でした。新しく「エステル」と名付けられ新生活が始まり、寡黙なパパやおにーさま、イケメン護衛騎士に囲まれているけども、本当に自分はこの家の娘なのかいつも不安なエステル。自分のピンク色の目にもなにやら秘密があるようで… かわいいエステルのドキドキほのぼの令嬢生活が始まるよ!(※ピッコマより抜粋)

登場人物

エステル・カスティージョ

カスティージョ公爵と娼婦の混血(混ざった子)。ピンク・アイと呼ばれていたが、公爵がエステルと命名。前世は『ユイ』という女子大生で、当時の記憶もあったが日が経つにつれ薄くなっている。

エメル・アストラーダ

ウルフ騎士団のマスターで、エステルの護衛騎士の一人。エステルの事が何よりも大事で最優先。

ロイ

エステルの護衛騎士の一人…だったが、今はエステルの専属騎士に。田舎の男爵家の私生児だという事を少し気にしてる。

 

116話ネタバレ

エメルとロイ

夜中のレイモンド侯爵邸にて。

空を見上げていたエメルは、何者かの気配を察しし、出てこいと言った所で前回は終わりましたね。

言われて姿を現した人物はロイでした。

「何の用だ」

エメルはロイに目もくれず尋ねます。

「お別れを言いに来た。俺の主君はもう気にしてないと言ってたが、俺はする」
「…彼女らしい。…これでお前もマスターだな」

ロイの言葉に小さく笑いながらエメルは言います。
そして、今度はロイが尋ねます。

侯爵になって満足したのか、と。そしてお前のような馬鹿は見た事が無いと付け加えます。
それに対して満足などしていない、とエメルは答えました。

「ならなぜこんな事を?お前も彼女の事が好きだと思っていたよ。彼女を振ったくせに、なんであの子を取り戻そうとする?」

問い質すようなロイの言葉に、エメルは拳を強く握り締めます。

「エステル様は僕の物では無い。しかし、とても近い関係にあった」

どういう意味だ?と疑問符を浮かべるロイ。

エステルが小さい頃からずっと傍に居たエメル。
子供の頃から見守って来たのだから簡単に受け入れるのは間違えている。

そうエメルは至極当然な様子で言いました。

アイリス皇女のパーティーで姿を現したのも、こうする他無かったとエメルは言います。
他の貴族達は公爵や侯爵がどう出るのか反応を見ており、皇女だけが招待してくれた、と。

「…そこまでして主君に選ばれなかったらどうするんだ?」
「そしたら俺にできる事なんて何もないさ。許されるなんて期待もしてない」

エメルは軽く笑って言いますが、

「誰も誉めないぞ」

ロイは真面目な顔で答えました。
分かってる、と真顔で言うエメル。

「ま、やるだけやってみるんだな。あの子がお前を歓迎するかは知らないが」

そう言うと姿を消すようにその場を去るロイ。

ロイが居なくなると、エメルは侯爵家について考えます。

自分の家族が憎かった、と思いを馳せるエメル。

華やかで伝統的な慣習、立派な邸宅、200年の歴史。
その奥底ではカスティージョ家に対する劣等感で溢れていたあの家。
歪んだ穴だらけのこの家が、自分にぴったりだと感じた時は恐怖さえ感じました。

エメルは夜空を見上げます。
一番星が見えない、エステルが見えない、と肩を落とします。

『エメルは優しいね、エメルは紳士だね』

幼い頃にエステルが言ってた言葉を思い出し、実際はそうじゃない…とエメルは一人呟くのでした。

マクギランとの噂

またもやマクギラン邸を訪れるエステル。

彼女はピアノを弾くマクギランの傍に立ち、

「あなたは栄養不足だって、お医者さんから聞きましたよ!」

休む事なく弾き続くマクギランを叱りました。
曲の完成が近いマクギランは休むつもりがありませんでした。
そして、その曲を披露する場所が欲しいと呟きます。

「オーケストラでも開きますか?私がパトロンになりますよ」

笑顔で言うエステルに、顔を赤らめて本当か?と尋ねるマクギラン。

「私達に、変な噂が出回っているのを聞きましたよ」
「噂?」
「ええと…あなたの名誉に関わる事ですが…」

真っ赤になり、しどろもどろに言うマクギランでしたが、エステルは平然と言ってのけます。

「あぁ、私達が一緒に寝たって噂ですか?」
「ひっ…!」

首まで真っ赤にし、私の事は忘れてください、と反射的にマクギランは顔を伏せてしまいます。

「そんなに驚かなくても…。私は気にしてませんよ」
「気にしていないのですか?」

それはそれでどうなんだ、と複雑な表情でマクギランは顔を上げます。

「決心しましたから」

と、エステルは不敵な笑みを浮かべるのでした。

アイリス皇女の喧嘩を買う

アイリス皇女にお茶会に呼ばれたため、エステルは皇女宮を訪れました。

アイリス皇女はエステルを歓迎します。

ソファーに座り、スイーツを口にするエステルにアイリス皇女はすり寄るようにして話しかけました。

「エメルの事でショックを受けたのでしょう?ごめんなさいね、あなたが知らなかったとは思わなかったのよ」

エステルはスウィーツを手にしたまま、平静に言います。

「あなたは知っていましたね。私を欺くためでしょう?大丈夫、わかってますよ」
「え…?」

エステルの言葉に固まるアイリス皇女。
その後ろでは、お茶会に招かれた令嬢達がひそひそと話を始めました。

「な、何言ってるの…?私があなたに嘘をついてると…?」

図星を突かれ、震える声で尋ねるアイリス皇女。
皇女様相手によくそんな事が言える…と、周囲の令嬢達はハラハラとした様子で2人を遠巻きに見ていました。

「ええ。あなたは私に嘘をつきました、アイリス皇女。で、エメルはどこですか?どうせ今日も私をからかうために呼んだのでしょう」

微笑みながら言うエステルに、周囲の空気は凍り付きます。
すると、突如アイリス皇女は怒りに任せて皿を床に投げつけます。
派手な音をを立てて割れる皿。

「エステル・カスティージョ!家族の後ろに隠れたら良いと思って、このような振る舞いを!?」

額に青筋を立て、アイリス皇女は怒鳴り散らします。

「私はカスティージョなのに、どうして隠れないといけないのですか?あぁ、そうそう。別のシェフを探した方がいいですよ」

エステルは黒い笑顔を浮かべるとケーキが乗っているお皿を手に取り、そのまま平然と床へ捨てました。

「お茶は大丈夫ですが、デザートは酷いですね」

またもや派手な音を立てて割れる皿。

「こんな態度が許されると…!?」

怒りに顔を歪ませ、ぷるぷると体を震わせるアイリス皇女。
そんなアイリス等相手にせず、近くに居たメイドにエメルを呼びに行くよう命じます。

そして、エメルが姿を現しました。

以前とは打って変わり、エステルは穏やかな笑みを浮かべて、前回の態度に対するお詫びと丁寧にあいさつの言葉を述べます。
合わせて、エメルも自分の胸に手を当て、紳士らしく少し礼をして挨拶の言葉を述べました。

そして、エステルは花が咲くような笑顔で言い放ちます。

「私はあなたが大嫌いです」

と。

116話感想

今回は、エステルが吹っ切れましたね!

今まで笑顔で流していたアイリス皇女にも反撃し、エメルにも嫌いだとハッキリと言うなんて。エステルの思い切った行動が目立つ回だったと思います。

 

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