【翻訳】ある日、私は冷血公爵の娘になった 114話【ネタバレと感想】

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ある日、私は冷血公爵の娘になった
無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

娼婦に育てられた少女「ピンクアイ」。2万ゴールドで売られた先は、魔族の家系の公爵家でした。新しく「エステル」と名付けられ新生活が始まり、寡黙なパパやおにーさま、イケメン護衛騎士に囲まれているけども、本当に自分はこの家の娘なのかいつも不安なエステル。自分のピンク色の目にもなにやら秘密があるようで… かわいいエステルのドキドキほのぼの令嬢生活が始まるよ!(※ピッコマより抜粋)

登場人物

エステル・カスティージョ

カスティージョ公爵と娼婦の混血(混ざった子)。ピンク・アイと呼ばれていたが、公爵がエステルと命名。前世は『ユイ』という女子大生で、当時の記憶もあったが日が経つにつれ薄くなっている。

エメル・アストラーダ

ウルフ騎士団のマスターで、エステルの元護衛騎士の一人。エステルの事が何よりも大事で最優先。

ロイ

エステルの護衛騎士の一人…だったが、今はエステルの専属騎士に。田舎の男爵家の私生児だという事を少し気にしてる。

 

114話ネタバレ

エステルの怒り

レイモンド侯爵の正体がエメルだと知り、言葉を失うエステル。

およそ1年半ぶりの再会です。
エメルの見た目は何も変わりません。ただ、レイモンドに変わったという事だけ。

エステルは酷く裏切られたように感じ、カップを持っている手が震えます。
そして、そのカップはエステルの力に耐えきれず、たちまち割れてしまいました。

「おじょうさ…」
「あぁ、エステル!大丈夫!?」

アイリス皇女はエステルに駆け寄ると、破片が刺さり血を流す手を気遣いました。

「…大丈夫です。すみません、今日は早く帰る事を許して頂けないでしょうか?」

ショックで焦点の合わない瞳でエステルは言います。
そんなエステルを見て、アイリス皇女は冷たい笑みを浮かべて承諾するのでした。

くるりと踵を返すエステルの後ろ姿を、エメルは何かを我慢するように拳を強く握り締め、心配そうに見つめます。

勢い良く部屋の扉を開けるエステル。

すると、ロイは血を流すエステルに驚きました。

「ロイ。あなたはエメルがレイモンド侯爵になったって知ってた?」
「…」

ロイは何も言わず、エステルから視線を外して気まずそうに黙りました。

「…いいわ」
「しかし…」
「もうあなたはいらない」
「ま、待ってください…!」

「何で言わなかったの?私、前に聞いた事あるよね、ロイ・ディラン!」

エステルは強く吐き捨てると、ロイに背中を向けてさっさと歩き始めます。

「主君…!」
「もういい。あなたの誓いなんていらない。それ以上私を呼ばないで!」

「ウルフ騎士団に戻ったら?」

エステルの冷たい言葉に、ロイはショックを受けたように立ち尽くすのでした。

エステルの家出

カスティージョ邸へと着くと、今度は勢い良く侯爵の執務室へと入ります。

「パパ、言いたい事があるの」

エステルの手から流れる血を見て、公爵はその手はどうしたのか尋ねますが、エステルは無視をして怒りをぶつけます。

「エメルがレイモンド侯爵になったって知ってましたか?」
「…あぁ」
「なぜ私に言わなかったのですか?」
「言う必要が無いと思ったからだ」
「何ですって?」
「エメルがレイモンドの侯爵になった事をなぜ知らせないといけない?」

私の元護衛騎士だから心配するのは当然でしょう、とエステルは辛そうに黙りました。

「エメルに置き去りにされて…。魔導士、それに誓約…。いつも誰も、最後まで教えてくれませんね」

悲しそうにエステルは言うと、その場を勢い良く去りました。

ドレスの裾を持ち上げてさっさと廊下を歩くエステル。
するとアルファが現れてエステルの手の怪我を治療します。

そして姿を見えなくして欲しいとアルファに頼みます。
なぜだと尋ねられると、家を出て行くとエステルは答えました。

マクギランに匿ってもらうエステル

マクギラン邸のバルコニーにて。
マクギランがピアノを演奏しているのか、心地良いメロディーが聞こえました。

誰にも見つかりたくないためここに来たエステル。
他に行くところが無い、と思いながら窓を開けてひょっこりとエステルは中を覗きます。

うっとりとマクギランの演奏を聴きますが、エステルに気が付いたマクギランは驚いて演奏の手を止めました。

「ごきげんよう、マック」
「私は幻でも見てるのか?それとも私の頭に問題が?」

急な来訪に驚き混乱するマクギランに、エステルは誤魔化すように笑いながら言います。

「すみません、こんな夜更けに」
「なぜこんな時間にそこから入ってくるのですか…?」
「家出したの」
「あなたが家出を?」

がっくりと肩を落とすエステル。

「寒いので窓を閉めてもらえますか。なぜ家出を?」

信じれないのか、マクギランは何度も同じ事を尋ねます。

「えっと…。好きな人が居たの」

彼と私の『好き』は違った。
嫌いと叫んだけど…
レイモンド侯爵として再開した時に思った事。

 

やっぱり好きだった。

 

ポタ…ポタ…

自然と涙がエステルの頬を伝います。

「ごめんね。しばらくの間はこのままにさせて…」

涙を拭うエステルを見て、マクギランは立ち上がるとそのまましっかりとエステルを抱き締めました。

エメルがレイモンド侯爵だって知っていれば、こんな惨めな思いなんてしなかったのに…。

そう思うと再び涙が溢れてきました。

たくさん涙を流し、スッキリしたエステルはマクギランの体温がやけに高いのに気が付きました。
おかしいな、と思っていたのも束の間。

エステルを抱きしめていた力が弱まったと思えば、そのまま崩れるようにマクギランは倒れ込んでしまうのでした。

 

114話感想

エメルに会ったら、さすがのエステルも平静では居られなかったって事ですね。

しかし、マクギラン。どさくさに紛れて抱き締めちゃうってどうなんですか?

エステルも特に気にしなかった感じだったので、本当に意識されてないんでしょうか…。可哀そうに…。

 

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