【翻訳】ある日、私は冷血公爵の娘になった 109話【ネタバレと感想】

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ある日、私は冷血公爵の娘になった
無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

娼婦に育てられた少女「ピンクアイ」。2万ゴールドで売られた先は、魔族の家系の公爵家でした。新しく「エステル」と名付けられ新生活が始まり、寡黙なパパやおにーさま、イケメン護衛騎士に囲まれているけども、本当に自分はこの家の娘なのかいつも不安なエステル。自分のピンク色の目にもなにやら秘密があるようで… かわいいエステルのドキドキほのぼの令嬢生活が始まるよ!(※ピッコマより抜粋)

登場人物

エステル・カスティージョ

カスティージョ公爵と娼婦の混血(混ざった子)。ピンク・アイと呼ばれていたが、公爵がエステルと命名。前世は『ユイ』という女子大生で、当時の記憶もあったが日が経つにつれ薄くなっている。

ロイ

エステルの護衛騎士の一人…だったが、今はエステルの専属騎士に。田舎の男爵家の私生児だという事を少し気にしてる。

 

109話ネタバレ

音楽家マクギランとは

怒鳴りつける噴水男に、ロイは剣に手を掛け

「また噴水に頭を突っ込んでやりましょうか?」

と、怒り気味に言います。
エステルはそんなロイを宥めると、少し語気を強めて言います。

「自殺でもする気ですか」
「はぁ?誰が自殺なんかするんだ」

忌々しそうに男は頭を振ると、ふとエステルの瞳を見て

「ああ、その瞳…カスティージョのお若いお嬢様か」
「あなたの名前は?」
「マクギラン・ロルフと申します」

エステルがカスティージョの人間だと分かると、先程までの態度とは一変し、胸に手を当て丁寧に一礼しました。

あぁ、あの有名なピアニスト…。

「ところで、どうして噴水に頭を突っ込んでたの?」
「新作のインスピレーションを探してたんですよ。ほぼ閃いていたのに…完成する前にあなたに引き揚げられましたが」

マクギランはイライラとした様子で嫌味ったらしく言います。エステルは引きつった笑顔を浮かべました。

「空気が足りないからそうなったのかしら?頭を突っ込んだ状況で、あなたが死んでたらかなり怪しまれたでしょうね」
「あぁ、残念です。あなたはインスピレーションが何なのか理解されいてないようですね」
「もう行こう、ロイ」

エステルが踵を返し、去ろうとするその腕をマクギランが待ってくれと良いながら掴みました。
すかさず、ロイはその腕を掴みます。

「彼女に触れるのは一線を超える事になるぞ、ピアニスト」
「待てって…!」
「わたしは大丈夫だから、ロイ」

エステルの言葉にマクギランから腕を離します。
マクギランは腕をさすると怒りながら、

「ピアニストは腕が命なんだよ!」

と怒鳴りつけました。

「で、どうしてあなたはわたしの手を掴んだのですか?」

エステルの問いにマクギランは正面からエステルを真っすぐ見て、胸に手を当て堂々と言いました。

「私の演奏を一度で良いから聞いてくれないか。私の演出を見れば、きっと私が言った事が理解できるはずだ!」

悪くない提案だな、と思ったエステルは笑顔で了承します。
心配するロイに、

「大丈夫だよ、ロイ。それでは、あなたの演奏を聞かせてください」

マクギランの演奏

そのままマクギラン邸へと招待されたエステル達は、彼のアトリエに案内されるとエステルはイスに腰掛け、ロイはその後ろに控えました。

「お越しくださりありがとうございます、エステル様」
「さぁ、あなたの演奏を聞かせて」
「今あるインスピレーションの一部をあなたにお聞かせしましょう」

マクギランはピアノの演奏を始めます。
聞き覚えのある音楽に、エステルは不思議に思います。

その音楽とは、以前アルファがエステルの為に歌った子守歌でした。
それは、まるで水が流れるような心地の良い音色です。

マクギランは演奏を終えると、しかめっ面でエステルに尋ねます。

「これが私の聞いたインスピレーションです。あなたは私を何から守ったか理解できましたか?」
「そうね」
「からかっているのですか?まぁ、あなたのような人に理解を求めたのは私ですが…」

言葉の途中で、エステルが曲の続きを歌い出し、マクギランは言葉を止めます。

「…こんな感じでしょうか?あなたの作品の完成を楽しみにしていますね」
「なぜ…なぜそのメロディーを知っている!?」
「以前、私も聞いた事があるんです」
「一体どこで…」
「さぁ、もう帰りましょう」

エステルが帰ろうとしたため、マクギランに向かってしっしと追い払うようなしぐさをするロイ。
アトリエには呆然とするマクギランを残し、2人はその場を去るのでした。

帰りの馬車で、ロイはエステルに何の唄だったのか尋ねました。
それに対し、エステルは精霊の唄と答えます。

「彼は水の精霊の唄を演奏したんだよ。よく分かんないけど、それが彼の意味するインスピレーションなのかな?」
「それは彼が精霊士の才能を持っているって事ですか?」
「違うと思う。彼は水の中に頭を突っ込まないと聞こえないみたいだからね。でも、うまくいくといいね。彼の曲を聞きたいと思っている人は大勢居るんだから」

ニッコリと微笑むエステルに、ロイは賭けをしないか提案をします。
何を賭けるのか尋ねるエステルに、ロイは楽しそうな顔で言います。

「明日、彼が花束を持って訪ねて来るのに10G賭けますよ」

―――
――

カスティージョ邸に到着すると、エステルはハーデルに今日の出来事を報告します。

「ハーデル先生。今日皇女様を訪ねたとき、リドルに会いましたよ」
「彼は結婚の話をしていませんでしたか?」
「結婚?」

急なキーワードに驚くエステルに、ハーデルは淡々と言葉を続けます。

「皇族はあなたを望んでいるでしょう」
「リドル皇子は、皇室の中でもあなたに最も近い存在ですからね。それに、彼にはまだ婚約者がいません」
「そんなの考えたことないよ…」
「それか、ゼオン卿はいかがですか?」
「えぇ、ゼオン?」

急にゼオンの名前を出され、赤くなりながら戸惑うエステルでしたが、

「ゼオンは良い人だけど…」

結婚するつもりは無い、と答えます。

「それに私はまだ18歳だよ。土地の管理で忙しいし…」
「たった18歳とあなたは仰いますが…その年だと公爵家のほとんどの娘に婚約者がいます。それか…エメルを忘れる事ができないのですか?」

『エメル』の名にエステルは心をざわつかせます。

「…この件と何の関係があるか分からないわ」
「私は、候補者として彼について興味があるだけです」

トゲトゲしい空気を壊すように、扉をノックする音が響き渡ります。

「入って」

エステルの言葉に、メイドが一人部屋へと入り一礼をすると用件を述べました。

「お嬢様にお会いしたい方がいらっしゃいます」
「私に?」

客室へと向かうと、エステルはその人を前に困ったように笑います。

そこには真面目な顔でバラの花束を持つマクギランが居たのでした。

109話感想

マクギランは、水の精霊の歌を聴くために噴水に頭を突っ込んでたんですねwその途中でエステルに引き上げられたから怒ってたと…。途中までしかできていない曲を披露し、その続きをエステルが歌ったので結婚を申し込みに花束を持ってきた…と言う展開ですね。

私的に、最近はゼオンも有りかなって思ってますw

 

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