【翻訳】ある日、お姫様になってしまった件について 89話【ネタバレと感想】

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無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「ある日、お姫様になってしまった件について」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

ある日、目覚めたらお姫様になってしまった…!?皇族に生まれ変わったのはいいけれど、よりによって実父の手で殺められる悲運のお姫様なんて!!血も涙もない冷血な皇帝・クロード。死にたくないなら彼の目に留まってはいけない…なのに!!!「いつからこんな虫けらがいたんだ?」早速、皇帝の目に留まってしまったアタナシア。果して彼女は生き残れるだろうか。「私……どうしよう……!?」(ピッコマより抜粋)

登場人物

アタナシア


この物語の主人公のお姫様です。『かわいらしいお姫さま』の物語上では、サブキャラという設定です。
クロードに殺されないよう頑張ってます。

ルーカス

世界一の魔法使い。アタナシアの命の恩人です。

アナスタシウス

クロードの兄です。謎の男、とか紳士様って言われてます。
以前は金髪に宝石眼だったのですが、今は黒髪になってます。

シロおじさん(ロジャー・アルフィアス)


イゼキエルの父であり、ジェニットの叔父にあたります。

フィリックス


アタナシアの護衛です。

 

89話ネタバレ

去るアナスタシウス

「議会のメンバーは全員去るようだな」
後ろを見ながら言うアナスタシウス。

そして、胸に手を当てて言います。

「私も失礼します」

散々この場を掻き回しておいてこの場を去ると言うアナスタシウスに驚くアタナシア。

「どこに行くつもりなの?」

過去に何が起こったか教えるつもりは無いのか、と焦るアタナシア。しかし、アナスタシウスは相手にせず帰ろうと踵を返します。そこでアタナシアは、議会のメンバーを追い出すよう仕向けたんだと気付きました。

議会に出席した貴族たちは、これからどうするか話し合いをしながら廊下を歩いていました。
他の貴族に知らせるという者や、アルフィアス公爵はどうして皇室を裏切ったのか疑問を抱く者…どうして帰されたのか疑問に感じ、聞かれたくない重要な秘密があるのではと疑ったりと様々な反応がありました。

「待って!」

アタナシアは急いでアナスタシウスの後を追います。
今去られたら彼が何をするか分からない、今すぐ止めないといけないと思って。

そんなアタナシアを冷たい宝石眼で一瞥し、

「よろしかったら教えてあげましょう。クロードに胸を刺されたあの日の事を」

―――
ーー

「私は出血をし倒れました。そして弟は居なくなった」

瞳孔を開き、大量の血を流して地面に倒れるアナスタシウスの姿が思い浮かべられました。

「そして私はどこかに連れてかれ…意識を失いました。そして目を開けた時…」

目を開けると、そこにはアナスタシウスに悪意のある笑みを浮かべて話しかける黒い影。それが最後。
その時の話はアタナシアにはせず、しれっと言いのけます。

「その後逃げ出しただけです」

当然、アタナシアは疑問に感じます。
気を失って、目を開けたら逃げた…それだけ?

「姫様、彼を捕らえて拘束します」

フィリックスはアナスタシウスを睨みつけたまま言います。
前皇帝は魔法に弱かったので簡単に捉える事ができるだろう…とフィリックスが思っていると、

「私を捕らえる事ができると?」

アナスタシウスは黒いオーラを醸し出し、目を赤く光らせます。

その異様な雰囲気に2人は身震いをしました。

「フィリックス!」

アタナシアはフィリックスを後ろからしっかりと抱き締めます。

「ひ、姫様!危険ですから離てください!」
「フィリックス、ダメ!高位貴族達がまだここにいるんだよ!混乱を引き起こしちゃダメ!」

必死に引き留めるアタナシアでしたが、その考えは言葉とは違います。

とにかく危険、本当に危険!
何か悪い事が起こりそうな気がする…!

今まで見た事も無いくらい必死な形相を浮かべるアタナシアを見て、姫様も何か気付いたのかとフィリックスは勘付きます。

そしてアナスタシウスを纏う赤黒いモヤのような物を見て思います。

あれは何の魔法だ?
自分の知っている前皇帝とは別人のようだ。
一体何が起こった?生まれ持った魔法の能力を向上させる事は不可能なはず…。

「…はい、姫様。承知いたしました」

命を賭ければ彼を止める事はできるかもしれないが、陛下が意識を失っている今、自分が死んだら姫様を守れる人が誰も残されない。
アタナシアの身の安全を優先し、フィリックスは剣を納めます。

「逃げる皇帝を恐れて捕まえる必要はありませんね。ただし、二度目はありません」
「憎まれ口を叩くねぇ」

フィリックスの言葉に、アナスタシウスはニヤリと笑みを浮かべます。

「ロジャー・アルフィアス。今日の事、忘れませんから」
「…」

緊張した面持ちで言うアタナシアに、ロジャーは何も言いません。
しかし、じっと立つアタナシアからは黄金色の魔力が溢れていました。

それを見て、アナスタシウスは素晴らしい魔法だと感じます。同時に獣の子は獣だなとも思いました。

ルーカスは並みじゃない人が好きだと聞く。彼は彼女を傍に置き、溺愛していると聞いた。

『何だこのゴミは?』

いつかルーカスが言い放ったあの言葉を思い出し、アナスタシウスの中にいる別の人物が怒りを覚えます。<78話参照>

彼女を壊してやろうか…、と。

アナスタシウス達が去ったのを確認すると、アタナシアはその場に崩れるように座りこんでしまいます。

「大丈夫ですか、姫様!」
「た、立てない…」

体を恐怖で震わせ、涙を浮かべたまま動けなくなったアタナシア。
何をどうしたら良いのか分からなくなったアタナシアは、とにかくルーカスに会いにクロードの部屋まで連れてくよう言いました。

ルーカスに報告

「あぁ、気が狂いそうだ。どうしてこうなる?」

クロードの治療に専念するルーカスは忌々しそうに呟きます。
それもそうです。
魔法で治療を施しても施しても、クロードの体に黒い痣のような物が浸食し容態は悪くなる一方です。

「抑えてはいるが、これじゃこいつが呪われている事実を隠せないぞ」

すると、コンコンと扉をノックする音が聞こえました。
やっと戻ったかと扉の方に視線を送ると、呆然とした様子のアタナシアを抱きかかえるフィリックが戻ってきました。

思わぬ様子にルーカスは呆気に取られました。

「ここで大丈夫。少し休むから降ろして」

「承知いたしました。では、外に居ますね」

事態を呑み込めないルーカスは??をずっと頭に浮かべます。

なんでこいつは泣いてるんだ、とルーカスは終始疑問に思うのでした。

「で、何があった?」

着替えた二人はソファに腰掛けます。

事の顛末を話すアタナシア。その話を聞き、馬鹿馬鹿しいとルーカスは怒りを隠せません。

「そのアナスタシウスとロジャー・アルフィアスはどこだ?俺が他に気を取られていた間に奴が来て騒ぎを起こしたのか?」
「たぶんね」
「お前の為に奴を殺してやろうか?奴を助けた貴族共々にな」

物騒な事を言うルーカスを見つめ、

「…できるの?」

とアタナシアは言いました。思いもよらなかった言葉に驚くルーカス。

「簡単な方法を思いついたぞ?全ての貴族を殺せば良いんだよ。俺には簡単にできる。
ちょっと待てよ。その男がお前のパパの兄だって言ったよな。つまり皇室の一員だってことだから…少し難しくなるが、お前が望むなら殺すよ。そいつらの名前を教えてくれれば、お前を虐めた人を拷問する事だってできるぞ」
「どうしてそうなるの…」

ルーカスの発言に頭を抱えるアタナシア。ルーカスは不貞腐れたように溜息をつきます。

「まあ、こうなるとは思ってたさ」
「…」

アタナシアは元気無く俯きます。
そして貴族達がダイアナの事を悪く言っていたのを思い出しました。

アタナシアは、彼らの口からダイアナの事を聞くまで出生など知りませんでした。
何も知らなかった。

 

パパは、ずっと私の事を守ってくれていたんだ。

 

改めて実感するアタナシアでした。

 

89話感想

いつの間にか更新されてましたね!
嬉しいですー!

アナスタシウスに憑りついていたものがちょこっと姿を現しましたね!
このゴミは何だ?にやたら反応しているので…やはり、アエタルニタスでしょうか?

そろそろルーカスが出てきて退治するかなって思ってましたが、ルーカスに会わないように去っちゃいましたね!次回が楽しみです!

 

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