【翻訳】ある日、お姫様になってしまった件について 88話【ネタバレと感想】

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ある日、お姫様になってしまった件について
無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「ある日、お姫様になってしまった件について」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

ある日、目覚めたらお姫様になってしまった…!?皇族に生まれ変わったのはいいけれど、よりによって実父の手で殺められる悲運のお姫様なんて!!血も涙もない冷血な皇帝・クロード。死にたくないなら彼の目に留まってはいけない…なのに!!!「いつからこんな虫けらがいたんだ?」早速、皇帝の目に留まってしまったアタナシア。果して彼女は生き残れるだろうか。「私……どうしよう……!?」(ピッコマより抜粋)

登場人物

アタナシア


この物語の主人公のお姫様です。『かわいらしいお姫さま』の物語上では、サブキャラという設定です。
クロードに殺されないよう頑張ってます。

アナスタシウス

クロードの兄です。謎の男、とか紳士様って言われてます。
以前は金髪に宝石眼だったのですが、今は黒髪になってます。

シロおじさん(ロジャー・アルフィアス)


イゼキエルの父であり、ジェニットの叔父にあたります。

フィリックス


アタナシアの護衛です。

 

88話ネタバレ

アタナシアの戦い

パパも、ルーカスも来れない。
それなのにこんな展開ってあり?

アナスタシウスの登場に動揺するアタナシア。

貴族達の反応も様々です。
神に祈る者、ロジャーに問い詰める者、呆然とする者・・・以前ロジャーが危惧していた混乱が起ります。

アナタシアはアナスタシウスついて考えを巡らせます。

以前アルフィアス邸に滞在していた時、彼とぶつかった事で魔法反応が起きた事。
ジェニットに対して妙に優しいこと。
以前見た夢・・・『かわいらしいお姫様』の続きの出来事を夢見た際に現れた男と似ている事。
彼を知らなかったのは、前皇帝の記録は消去されていたから?

しかし、一つ疑問が浮かびます。

前皇帝は死んだと聞いていたからです。

「アルフィアス公爵、なぜこの男を連れてきたのですか?」

剣を向けたままフィリックス尋ねます。

「彼を皇帝だと認めるのですか?」

「フィリックス・ロベイン、剣を納めろ。俺を誰だと思っている?」

答えるのはアナスタシウスでした。
アナスタシウスが姿を現した今、ロジャーを操る意味は無いのです。
フィリックスはその言葉を無視し、変わらず剣を向けます。

この場で一番地位が高いのは私、と自身を奮い立たせてアタナシアは尋ねます。

「ひとつだけ質問です。あなたは私の叔父ですか?」

その質問に、アナスタシウスはニヤリとしながら答えます。

「ええ、そうですよ。正式に会うのは初めてになりますね」

と。
その言葉を聞き、アタナシアの背中に戦慄が走ります。

クロードと同じ眼。
本当に彼はパパの兄なんだな、と感じました。

「あなたはもう居ないのだと思っていました、叔父さん。生きていたのですね。驚きました・・・」

彼は何度もクロードを殺そうとし、結局クロードに殺されたと思っていたアナタシア。

「何の予告も無しに現れて申し訳ございません」

困り果て考え込むアタナシア。

どうして彼は生きているか
前回アルフィアス邸で会った時、なぜ私を殺そうとしなかったのか
彼はクロードとの戦いの最中に死んだ事になっている
故皇帝はまだ皇室の一員のため、アナタシアが裁く事はできないこと…

貴族達はどうするかと、ヒソヒソ話し合いを始めます。

「叔父様、なぜ皇宮に戻ってきたか尋ねても良いですか?」

黒魔法を使った事に対し、言及していたロジャー。もしこれが真実であると証明されれば、いくら皇帝であるクロードでも罰は逃れられません。
最終的に皇帝の席は空となり、それを彼が狙っているとしたら?
最初からクロードを呪っていたのはこの男かも?

アタナシアはその考えに行き着き、決意したように表情を引き締めます。

「私は忘れられた者として、静かに帝国を去るつもりでした。しかし、ある噂を聞いて帝国に戻る決意をしたのです」

アナスタシウスは胸に手を当て、神妙な面持ちで答え、感心します。
アナタシアの事を騎士の後ろで震えるだけの少女だと思っていたからです。

「その噂とは、アルフィアス公爵の言っていた馬鹿げた噂ですか」

しかし、実際のアタナシアは臆する事無く堂々と立ち向かえる強い女の子です。強い眼差しで睨みつけるアタナシア。

驚いた、とアナスタシウスは舌を巻きます。

「皇帝が黒魔術に手を出し、その結果呪われたなんて…見逃す事はできませんね」
「貴様…!陛下を侮辱するとは…!!」

歯軋りをし、今にも相手を殺そうと言わんばかりのフィリックス。
怒りに震えるフィリックスの肩をアタナシアは優しく叩きます。そして歩み出て言うアタナシア。

「アルフィアス公爵、叔父様。あなた達が先ほど仰られた言葉に責任は持てますか?陛下がこれらを聞いたら、絶対に見逃しませんよ」

自分にも非があるのに他人を責めるアナスタシウスに、怒りが沸くアタナシア。
アナスタシウスは他人に黒魔術を使いましたが、クロードは自分に使った為他人を傷つけたわけではありません。

「もしあなたが黒魔術について話を続けたいなら…」

あなたの秘密を私が漏らさないと?

そして、アナスタシウスに言及しようと思いった所でハッとなります。

浮かんだのは、自分に笑いかけるジェニットです。

もし本当の事を言ったら、この男の黒魔術で生まれたジェニットはどうなるの?と。
戸惑うアタナシアに、アナスタシウスは口元をニヤリとさせて言います。

「これも聞いた話なのですが…、姫様は何度か魔力を暴発させた事があるそうですね」
「私の事を叔父さんに言及する権利はありませんが」
「いいえ、皇族の魔力はとても純粋なので、魔力の暴発はあり得ません」
「何が言いたいの…?」

『神獣』に関する情報は、正統な王位後継者のみに受け継がれます。
アナスタシウスを殺した後に王位に継いだクロードがはその事について知りません。
彼は神獣の存在と、神獣が吸収されるとその魔力が所有者に戻るという事実も知る事ができませんでした。
魔力暴走はやがて起こるはずでしたが、アナスタシウスの言うシナリオにはぴったりと当てはまる物がありました。

「言い換えると、あなたの膨大な魔力量とその不安定さから判断すると…アタナシア姫は現皇帝の黒魔術により生まれたのではないでしょうか?」

アナスタシウスの言葉に、アタナシアは言葉を失います。

「前皇帝よ…!度が過ぎてるぞ!」

単なる憶測だ、と騒然とする貴族達。

「ひ、姫様…、あのような戯言聞いてはいけません!あんな虚言を信じる人等誰も居ませんよ…」

フィリックスは自分の怒りを抑え、アタナシアに言います。
しかし、

「黒魔術を使えばそのような事は可能でしょうか…?」

と、小さな声で尋ねます。

「姫様の母君について考えたのですが…異国から来た踊り子でしたよね…。私には、彼が身分の低い踊り子を傍に置いた理由が分かりますよ。ちょうど良かったのです。『誰かの生まれ』にとって」

「このように姿を現すだけでなく、陛下と私まで侮辱するとは…!あなたはこれをどうやって切り抜けるつもり?」

激しく怒りを覚えるアタナシア。

「侮辱?そんなつもりはありませんよ。もし事実でないなら、私の弟をこの場に呼んで証明すれば良いでしょう。なぜクロードを呼ばないのでしょうか?姫様が仰った通り、彼は私が現れたと聞いたらすぐに来ると思いますが」
「…」

アタナシアは言い返せなくなり、ぎゅっと拳を握り締めます。
(彼はパパの意識が戻ってない事を知っている…。)

そして、貴族たちもひそひそと噂を始めます。

なぜ姫様はこの状況を陛下にお伝えしないのだろう?
あの噂は本当なのか?

と。
アタナシアは冷や汗を流し、

「陛下は安静中です。あなた方は私を親不孝者にしたいのですか」

困ったように頭を抱える演技をし、近くに居た従者に声を掛けます。

「ねぇ、そこのあなた。陛下の部屋へ行ってこの場に来るよう伝えてください」
「は、はい!姫様!」
「彼の部屋には魔法使いも居るはずです。彼は陛下の治療を担当しているので、彼にもここに来るよう伝えてください」
「承知致しました、姫様」
「…魔法使い?」

魔法使い、という言葉に反応するアナスタシウス。

ルーカスだったら、何かおかしいことに気付くはず。彼だったらきっと、全て理解してこの場に来るはず。
と、ルーカスを信頼する事で生まれる確信。

「皇室の魔法使いがこの場に来れば、私の潔白も簡単に証明するでしょう。また、彼なら叔父様がどうやってこの場に居られるのか見極めることができるでしょう」

死者を蘇らせることこそ、禁断の魔法の結果であると言えませんか?」

アタナシアの言葉に静まり返ります。

―クロードが来れると言うのは全て嘘だ。
姫が言及した魔法使いは、おそらくルーカスの事だろう。
塔の魔法使いが契約を破り、皇族を殺したという記録は無いが…。
ルーカスと対峙するのは避ける必要がある。

『俺』だと認識している可能性があるからな…。
ここは監視の目が多すぎる。

一方、アタナシアはこの人は本当にパパと会うと言っているの?と思います。

そして、両者の思惑は一致します。

一刻も早く終わらせる必要がある

先に口を開いたのはアナスタシウスでした。

「そんな疑問を持つのは無理があるのではないでしょうか、姫様」

貴族たちに疑問の種を植えつつける事が目的だったアナスタシウス。
ちらりと貴族たちを横目に見ながら言葉を続けます。

「もし姫様がお望みであれば…あの日の真実を詳しくお話ししましょう」

真実?と疑問を感じるフィリックス。
貴族たちも疑問を感じ、再びざわざわと騒ぎ始めます。
またアナスタシウスがおかしな事を言う前にこの場を収めようと思い、

「この様子を見ると、議論を続けられる状況じゃありませんね。これにて議会を終了とします。皆さま、お帰りください」

と、急に終わりを告げます。
更にザワつく貴族たち。

あの日って…一体何が起きたの?

そんなアタナシアを、アナスタシウスは宝石眼を光らせて冷酷な笑みを浮かべて笑うのでした。

88話感想

次回はルーカスが来てくれるのでしょうか…!?
良い所ですが、今配信されているのはここまでです!次回の配信が楽しみですねー!

 

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