【翻訳】ある日、お姫様になってしまった件について 81話【ネタバレと感想】

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ある日、お姫様になってしまった件について
無料漫画アプリ・ピッコマにて配信中の「ある日、お姫様になってしまった件について」の翻訳・感想です。
ネタバレ注意です!

あらすじ

ある日、目覚めたらお姫様になってしまった…!?皇族に生まれ変わったのはいいけれど、よりによって実父の手で殺められる悲運のお姫様なんて!!血も涙もない冷血な皇帝・クロード。死にたくないなら彼の目に留まってはいけない…なのに!!!「いつからこんな虫けらがいたんだ?」早速、皇帝の目に留まってしまったアタナシア。果して彼女は生き残れるだろうか。「私……どうしよう……!?」(ピッコマより抜粋)

登場人物

アタナシア


この物語の主人公のお姫様です。『かわいらしいお姫さま』の物語上では、サブキャラという設定です。
クロードに殺されないよう頑張ってます。

クロード


オベリア帝国の皇帝陛下であり、アタナシアの父。
今はアタナシアを守るために魔法を使った反動で、アタナシアの事を忘れてしまいました。

ジェニット


『かわいらしいお姫様』の物語上では、ヒロインの設定です。

アナスタシウスとクロードの元婚約者の娘ですが、周囲の影響で本人はクロードの隠し子だと思っています。

 

ルーカス

世界一の魔法使い。アタナシアの命の恩人です。

アナスタシウス

クロードの兄です。謎の男、とか紳士様って言われてます。
以前は金髪に宝石眼だったのですが、今は黒髪になってます。

 

81話ネタバレ

アタナシアから見たクロード

「その表情を見ると、思い当たる人物が居るようだな」

今にも泣き出しそうなアタナシア。

アタナシアの思う人物とは―

「ママ…!」

パパはママの事を本当に愛してたんだ。
だって、私が夢で見たママは、全てパパの記憶から見たもの。
夢の中のパパは今まで見た事ないくらい、人間味を帯びていた。

パパは記憶を消して、感情を殺すくらいすごく苦しんでいたんだ…

アタナシアはそう思うと、涙を流します。

「な、何で泣いてんだ…?」

ぎょっとした様子のルーカス。

クロードのダイアナに対する思いの強さに気付き、思わず涙を流すアタナシア。
人の気持ちが理解できないルーカスは、その事に気付きません。
アタナシアを励まそうと、冷や汗を垂らしながらも必死に話します。

「俺話したよな。お前のパパはすぐには死なないって。だから泣くなよ」
「え?」

噛み合わないルーカスの言葉に、思わずアタナシアは声を漏らしました。
しかし、構わずルーカスは言葉を続けます。

「あいつが死にそうで心配だから泣いてるんだろ?俺が居る限り死なせないさ。
最善を尽くしてきたんだから…」
「待って、何の話?」

しまった…。

そう言いたげに、詰め寄るアタナシアから顔を背けます。

アタナシアを泣かせたくなかったから、クロードの状態が良くない事は話さないつもりでいました。
しかし、泣いたアタナシアを安心させようとしてつい口を滑らせてしまいます。

「今のパパの状態を教えて!」

アタナシアは更に詰め寄ります。
同じように、ルーカスも更に顔を背けて黙ります。しかし、アタナシアの根気に負けてついに口を開きました。

「まぁ…凡人なら寝たきりで動けない…かもな?」

ルーカスにしては珍しく端切れの悪い返事でした。
アタナシアは驚き、大きな声を出します。

「はぁ!?普通に過ごしてるじゃん!」

普通じゃないんだろ、と小さくルーカスはボヤくように言います。

「どうしてもっと早く教えてくれなかったの…!?」

怒りなのか、悲しいのかは分かりません。
アタナシアは震える声で問い質します。

もし言ったら泣き出すだろ、と心の中で言うと

「そうだな…、何でしなかったんだろうな?」

そういってはぐらかすのでした。

「お前のパパは魔力が高くて強い。だから、今のところは大丈夫だ」
「あとどの位元気でいられるの?」
「わからない」
「‥‥!!」

ルーカスの言葉に、アタナシアは頭を抱えます。

最近、楽観的に考えすぎた…。
魔力が暴走した時も私が無事だったのは、パパのおかげ。
パパの状態に気付かないなんて、信じられない。
深刻な場合でも、表情に出さないし…。

アタナシアは自分を責めるように思い詰めます。

「俺は、パパは死ぬと言った。 彼に与えたものは 一時的な解決策だと言ったはずだ」

「分かってるよ。でもその後良くなったように見えたから…」

怖がらせるために言ってるだけだと思った、と付け加えるように言います。

パパを治す方法は無いの?
パパがあんな風になったの、私のせいだし…。

「ルーカス。何で魔力が暴走するの?」
「お前の体に流れる魔力がそれ自体の痕跡を失い、帰れなくて暴れ回るんだろ。それか魔力が高いのか、魔力経路がおかしいのか」
「なんで魔力が暴走したんだろ…」
「あぁ、奇妙だな。俺は魔力調整を完璧に行ってからここを離れた。何か思い当たる事は無いか?」
「無いよ。いつもと変わらない…」

アタナシアは、ぴたりと話しを止め、何かに気付きました。

「そういえば、あの日クロに触ったら、静電気が走ったよ!」
「静電気くらい走るだろ」

クロはふわふわなので、帯電しやすいです。そのため、それは関係無いのではとルーカスは言います。
肩を落とすアタナシア。

…また落ち込んだ。

ルーカスは落ち込むアタナシアを見るのは嫌なようで、

「魔法の勉強でも頑張れ」

と言い出しました。

「魔法の勉強?」
「お前が魔法について研究すれば、何かわかるかもしれない」
「魔法の研究かぁ…」
「パパの記憶喪失はお前の魔力の爆発だけが原因じゃない。お前の魔法が解決策になるかもしれない。だから研究するんだ」
「ルーカスと一緒に…?」

以前のポンとやってシュッ!の説明が堪えたのか、アタナシアは嫌そうな表情を浮かべます。

でも、ルーカスの言う通りだ。
唯一の手掛かりは魔法だけ。
私の魔法について分かれば、それは突破口になる!

「私頑張るよ!」

元気を取り戻したアタナシア。
活き活きとしたアタナシアを見て、ルーカスは安心するのでした。

ジェニットとアナスタシア

とある夜―

ベッドに横になるジェニット。

フラれた気がする、とジェニットは思います。

ずっとイゼキエルと結婚すると思っていたジェニット。
自分の勘違いに、ジェニットは恥ずかしくて赤くなります。

叔父さんが私を『姫』と呼んだので、王子様はイゼキエルだと思った。
おとぎ話のお姫様はみんな王子様と結婚して幸せに暮らすんだよね…。でも、私はおとぎ話のお姫様じゃない。

おとぎ話に出てくるような姫様は…アタナシア姫の様な人だよね。

(じゃぁ私は何者になるの?)

その考えに、ジェニットの身が強張ります。

そして、アタナシアを羨ましく思います。

幼いころから皇帝と一緒に居た姫様。
もっと私が努力してたら、何か違ったのかな…。
みんな愛してくれた?

この世界で一人ぼっちになったみたいで寂しい‥‥。

色々と悩み、ジェニットは眠れなくなったので少し外の空気を吸いに行くことにしました。
テラスで人影が見えます。
誰だろう、と近づいてみるとアナスタシウスがテラスでお酒を飲んでいました。

「こんな夜遅くにどうしましたか?」
「眠れなくて、少し歩こうと思ったんです…!」

こんな時間に出歩いている罪悪感からか、ジェニットは少し慌てた様子で答えました。

「紳士様こそ、何をされていたんですか?」
「月を楽しみながらお酒を飲んでいました」
「お邪魔でしたか?」
「いいえ。眠れないと言っていましたが、何か悩み事でも?」

核心を突かれ。ジェニットは身を身震いします。

「私で良ければ悩みをお聞きしますよ。その代わり、ここでお酒を飲んでいた事は秘密にしてくださいね」

アナスタシウスの言葉に、ジェニットは嬉しそうに頷きます。

ジェニットがイスに座ると、アナスタシウスは『寒いでしょう』と言って、肩に自分の上着を掛けてあげます。

彼は親切だ、と嬉しそうなジェニット。

しかし、アナスタシウスは親切のフリをしているだけでした。

(役に立たない女だと思っていたが。想定外のモノを持っているようだ)

ジェニットから滲み出る黒くて禍々しい何かを見て、アナスタシウスは企むのでした。

81話感想

第2シーズンが終わりの為か、81話すごく長かったです…。

クロードは、ダイアナの事を思うと辛くて苦しくなるから記憶を消して、感情を殺す魔法を使ったんですね。とても切ないお話です…。受け入れる事ができないから、消した…つまり、逃げに走ったんですね。
娘だからこそ、魔法の影響でアタナシアの事が不快に感じたんでしょうか。

ジェニットから滲み出てる黒いのは魔法でしょうか?それをアナスタシウスは利用しようとしているんでしょうか。ジェニットは不幸になってほしくないです…。

 

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