ネタバレ注意です!
あらすじ
売春婦だった母が伯爵と結婚し、貴族の一員となり生活が一変した「アリア」
妹の「ミエール」によって母が殺され…自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた…!
「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したが――!(ピッコマより抜粋)
42話ネタバレ
アースやってくる
レインが久しぶりに邸宅に来ました。
なぜここにレインが?と訝しむアリアを他所に、レインはミエールにプレゼントを渡します。
大量の砂糖と蜂蜜でした。
ミエールやミエールのメイドは、アリアに見せびらかすようにして喜ぶと、当然アリアは不満そうな表情を浮かべます。
対して、アリアのプレゼントは大きな入れ物に入っていました。持っているのはフードを深く被った従者でした。
プレゼントは、彼の顔が隠れる程の大きです。
大きくて運ぶのが大変なので、アリアのプレゼントはその従者が直接部屋まで運ぶ事になっていました。
部屋に入ると、アリアはそこに置くよう指示を出します。
プレゼントを置いた従者は部屋の鍵を閉めて、深く被っていたフードを外します。
「お久しぶりです、レディ・アリア」
フードを外した従者は…アースでした。
アリアは少し驚き、ここで何しているの?と尋ねました。
すると、アースは貴女を驚かせようと思って、と平然とした表情で言うのでした。
対してアリアは、あなたは急に現れたり消えたりすることが多いのでもう慣れたわ、と冷や汗を浮かべながら言います。
そして、私に会うために口実を考えたてきたの?と尋ねると素直に肯定しました。
次いで彼は言います。
最近は会議を開いていないから会えなかったこと。
アリアがまともな食事が摂れているいるか心配だったこと。
ただ、アースはアリアに会いに来ただけだったのです。
しかし、アリアはミエールに砂糖を贈っていたのでその言葉を怪しみます。
アースの言い分によると、皆の前で与えたので自然と家族間で共有されると思った。(ミエールだけに与えた事にはならないって事)
お茶会に招待してもらえれば、アリアに会える回数が増えると思った。
そこまで聞いて、ようやくアリアが彼はミエールに興味無いと納得しようとした時に…
「嫉妬しても仕方がない」
と嬉しそうに言いました。
アリアは耳まで赤くし、全力で否定します。
しばらくしたらレインが扉をノックし、向こう側から声を掛けました。
そろそろ出発する時間だそうです。
仕事を早く終わらせて後で連絡する、と言い残してその場を後にするのでした。
アースからのプレゼント
プレゼントを開けると、ドレスに沢山のアクセサリーが入っており、見るからに高そうな内容にジェシーは喜びました。
しかし、アリアは喜びません。
入っていたドレスやアクセサリーはあまりにも派手で、淑やかなイメージからかけ離れてしまうからです。
しかし、ふと思いつくのです。
間違えてプレゼントを贈ってしまった事に対しての、お詫びのつもり?
そうだとしたら、可愛い一面もあるわ…
プレゼントを手に、アリアは優しい微笑みを浮かべるのでした。
アニーと男爵
アニーの報告書を読み上げる声がいつもよりも明るいので、アリアは男爵と上手くいっているようね、と言います。
アニーは嬉しそうに、常に誠意ある姿で接している、と答えました。
それもアリアの助言です。
幸せそうなアニーと対照的に、アリアは冷めたように軽く受け流しました。
侯爵と対面
アリアはサラから侯爵家へお誘いの手紙を受け取りました。
向かう馬車の中、変な恰好をしていないか念入りにチェックします。
それもそのはずです。
サラと仲良くしたのは、サラが侯爵夫人になるのが分かっていたからです。
その結果がやっと今出たので、アリアはいつもより気合が入るのです。
そして、馬車を降りて驚きました。
侯爵自らが出迎えたからです。
侯爵がここに居るなんて誰も思わないでしょう!?と心の中で驚くアリアに、会いたかったと駆け寄るサラ。
そして客室に通され、手厚い歓迎にお礼を言いました。
二人はアリアに感謝します。この二人にとって、アリアは恋のキューピッドのような存在なのですから。
しかし、実際はアリアが何もしなくても二人はくっつきます。
そんな事を知らないサラは心から感謝の言葉を述べます。
「アリアが居なかったら、私は侯爵と一緒に居なかったでしょう。
あなたと出会えて本当に嬉しいわ。私に幸せを与えてくれて、本当にありがとう…」
アリアは、自分の死を防ぐためにサラを利用しただけ、と心の中で呟きます。
利用しただけなのに…
2人には幸せになってほしい。
そう思うアリアの顔も、自然と幸せそうな微笑みを浮かべます。
心の底からサラの幸せを望んでいるようで、「少し変ね」とくすぐったく思うのでした。
42話感想
前回が真っ黒回だったので、今回はほのぼの回になってよかったです!
アニーと男爵も上手く行ってるみたいでよかった!
サラは幸せになってほしいですね…。
コメント